理事長所信

青年会議所の「所信」とは、その年度の理事長が
どのような想いで地域と向き合い
どんな未来を目指して活動していくのか
を示した方針です。
 1年間の活動の軸となる考えや方向性を、地域の皆さまへお伝えするためのものです。

2026年度第46代理事長 西谷大我 よりスローガンと1年間の活動に対する所信をお伝えします

【2026年度 スローガン】

好学不倦

~好きに勝る原動力なし~

はじめに

 日本で683番目に産声を上げた美方青年会議所は、2026年に創立45周年の節目を迎える。先人の築き上げた45年の尊い重みを感じながらも、さらなる地域の発展を強く心に刻み、会員一丸となり歩みを進めなければならない。

 私が美方青年会議所に身を投じた8年前、地域の課題や可能性に想いを馳せながら真剣に意見を交わしあう先輩方を目の当たりにし、「この人たちは本気で地域を変えようとしている」と感じたことを今でも強烈に覚えている。それまでの私は、地域愛や地域活性化に対して他人より一層使命感があると考えていた。しかしそれはまったくの上澄みで、自身の思慮の浅さやハリボテの当事者意識に他責にし続けていた現実を痛感した。

 青年会議所に求められる最大の資質は「圧倒的当事者意識」であり、その責任と行動力こそが地域に必要とされる団体の本質だと私は考える。我々、美方青年会議所は過去に存続の危機を迎え地域からその存在を失うまでに差し迫ったが、その火は消えることなく今日まで託されてきた。真に美方の地に青年会議所が必要ないとすれば、45年もの歴史を紡げたであろうか。それは否である。物事には必ず理由があり、必要とされなければ淘汰されていくのが世の常である。現役の会員が青年会議所活動にどのような意味や意義を感じ日々邁進しているかはそれぞれの信念があると思うが、重要なことは常に誰かの期待の上に我々は存在していると強く認識することである。我々は、美方青年経済人の船頭役としてのプライドを胸に携え、事業の一つから対外での振る舞いや普段の社業において「圧倒的当事者意識」を持ち続け、地域未来を創造する組織としての責任と義務を自覚することが重要だ。その使命感を全員で共有し、志を同じくする者相集い青年としての英知と勇気と情熱をもって行動することで、地域社会から必要とされ次世代が憧れを抱く組織となれるのだ。

 さあ、明日からの自分と未来に期待して、明るい豊かな美方を築き上げよう!

基本理念

本年度の美方青年会議所は、青年会議所の三信条である「奉仕」「修練」「友情」をもとに、「明るい豊かな社会の実現」という目的を掲げるなかで、美方青年経済人の船頭役としてのプライドを胸に、「圧倒的当事者意識」を念頭に置き好奇心旺盛に『好学不倦』の精神で活動していこう。

好奇心からなる『楽しい』という欲求を基本理念に掲げる我々は、美方地域に山積する課題の解決に奔走するなかで、常に尽きることのない好奇心を原動力に運動を起こし続けていこう。なぜなら人間の自己成長における好奇心は学習や記憶を促し、問題解決能力や創造性を高め、人生をより豊かにする礎となるからだ。これはまさに、地域を牽引するリーダーの資質として必要不可欠であり、美方青年会議所が持続可能な組織かつ地域から必要とされる組織へと昇華するための大きな要因となりうるからだ。

本年度スローガンに掲げた「好学不倦」-好きに勝る原動力無し-とは、「好きなことを学んでいるときは怠けるという概念が存在しない」という意味であり、言い換えれば「好奇心を持ち続ける限り原動力は不尽であり行動は止まることがない」と捉えることができる。持続可能な組織を目指す我々には不尽の原動力が必要でありそれこそ好奇心であり『楽しい』なのである。

今年度の美方青年会議所では、三信条に加え次の事項を掲げる。

  1. 会員間コミュニケーション強化による誰も置き去りにしない組織運営
  2. 報・連・相の徹底に努め「他責」にしない組織運営
  3. 常に新たなアイディアを模索し続け未来に夢を持ち続ける組織運営
  4. ⅬOⅯの拡大を念頭に置き活動する組織運営
  5. すべてにおいて『好学不倦』を念頭におく組織運営

基本方針


1.45周年実行委員会

 5年に一度おこなわれる周年式典とは歴代理事長に感謝と敬意そしてご尽力いただいた功績を賞賛するとともに、OBの方々に現状の美方JCの姿をお披露目するものである。またそれとともに、ⅬOⅯメンバーにとっては強烈な責任感の大きさからくる緊張感に身を投じることによって大きな自己成長の機会としてほしい。本周年では近年なかった多くのⅬOⅯから美方の地に足を運んでいただき、地域の魅力発信とともに少数だが精鋭の美方JCの姿を見せつけるべく、モチベーションを高めていく委員会運営を期待する。そしてこの一大事業を乗り越えた先には、高次元での団結力と自身溢れるメンバーの姿があり、地域社会を担うにふさわしい組織としての展望を望む。また、周年事業ではⅬOⅯメンバーが一丸となりアイディアをふり絞り『楽しい』をキーワードに事業構築に邁進することを期待する。


2.拡大広報委員会

青年会議所の目的にある『明るい豊かな社会を築き上げる』を実行と実現に掲げている我々には、理想を叶えるためにもⅬOⅯの拡大が近々の課題である。地域社会から必要とされ、その課題解決や未来を創造していく我々には組織としての持続可能性が必須であり、最も寄与する要素は数の力である。もちろん数がただ多ければ良いというものではないが、広大な美方エリアの中で活動する我々にとっては広く地域から声を集められる組織基盤は重要である。近年はⅬOⅯの平均年齢も下がり、拡大することにより息の長い組織基盤を築く絶好の機会である。『楽しい』をキーワードにより多くの美方青年経済人に活動をアピールし、美方青年会議所に興味を持ってもらう分母を増やすことが重要だ。また、各例会の基本的事業構築ではオブザーブとして候補者が参加しやすい体制を整え、ⅬOⅯの総力を挙げて拡大に取り組む委員会運営を期待する。

結びに

我々には美方という誇れる地域がある。今後も末永くふるさとが存続していくことを願い、課題解決や理想の実現に全身全霊で立ち向かえる組織は青年会議所をおいて他にないのである。しかしながら、義務や使命感だけでは人間の原動力には乏しいと強く考える。義務や使命感はもちろん重要であり、目的を達成するうえでの最終的な意思の終着地点であるのは間違いない。しかし、その意思を醸成するプロセスに対する原動力にはいったい何を燃やせばよいのだろうか。私は、好奇心からなる「楽しい」という欲求こそが人間のもっとも重要な原動力であると信じている。本年度スローガンに掲げた【好学不倦】の精神で活動することで、自身が気づけなかった地域の課題を再任し、解決に奔走し成しえることで自己成長を実感するのだ。その得た自信と他者からの評価は必ず自己実現へと己を導き、気づいた時には自他ともに認める好奇心に満ち溢れた人間となるのだ。

地域づくりという楽しいものを、好きな仲間とともに時間を忘れ没頭しようではないか。